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Web2.0でさらに変化するライフスタイル

Web2.0でさらに変化するライフスタイル
Web2.0を取り込んだ「エンタープライズ2.0」
現在、私たちが日常的に接しているWeb2.0のサービスといえば、検索サービスのGoogle、オンラインストアのAmazon、mixiをはじめとするSNS、YouTubeなどの動画共有サービス、オンライン百科事典のWikipedia、インターネット電話のSkypeなど。ざっと挙げてみただけでも、これらのサービスを利用しない日はないと言っても過言ではないだろう。

こうしたWeb2.0のサービスは、あくまでもエンドユーザ向けだが、昨年頃から注目を集めているのが、「エンタープライズ2.0」と呼ばれるWeb2.0の技術やコンセプトを、企業情報システム=エンタープライズに取り込もうという動きだ。これまでにも、Web2.0のサービスを導入する企業はあったようだが、多くの場合、社内コミュニケーション向上のためにブログやSNSを利用する程度にとどまっていた。しかし、一昨年頃から、Web2.0のサービスを展開しているベンダー各社が企業向けサービスに力を入れ始めたことから、企業へのWeb2.0の導入が加速。さらに、これまでエンタープライズ製品を発表してきた各ベンダーも、Web2.0の代表的な手法である「マッシュアップ」」(※複数のWebサービスのAPIを組み合わせて、新たなWebサービスを生み出す)を取り込んだ新製品を相次いで発表すると、「エンタープライズ2.0」は一気に活性化していった。

このように「エンタープライズ2.0」が急速に企業に取り入れられ始めた背景には、社内システムやイントラネットなどの利便性の向上はもちろんのこと、コスト面の改善を図れるといったメリットも大きいようだ。米国の大手企業では、「エンタープライズ2.0」が続々と導入されているという。
Web2.0化によって、さらにライフスタイルが変わる!?
一方、モバイルのWeb2.0化という動きも顕著になってきている。インターネット上にPC向けで展開しているWeb2.0のサービスをプリセットした機種も続々と発表されており、現在携帯キャリア各社がモバイルのWeb2.0化を急ピッチで進めているといった状況だ。ここ数年携帯キャリア間では、「モバイルとPC向けインターネットのボーダーレス化」が懸案事項となっていたが、「Web2.0化」はその垣根を切り崩すポイントとして捉えられているようだ。

また、世界各国にあるいくつかの携帯端末メーカー、携帯キャリアがアライアンスを組んで、新型携帯電話の無料プラットフォームの開発に取り組んでいるという動きもある。このプラットフォームではモジュール式の機能を搭載し、携帯電話向けインターネット上でも「マッシュアップ」を可能にすることが検討されているとのこと。実現すれば、ベンダー各社が必要な機能を選んで自社のサービスと組み合わせ、新たなサービスをユーザーに提供するということも容易になりそうだ。

さらに、無料インターネット電話のSkypeも携帯電話市場への参入を開始。昨年10月にはSkypeを搭載した携帯端末を発表している。各種企業のサービスとの提携により、確実に普及速度を高めているSkype。マッシュアップを視野に入れた企業・店舗情報の検索・共有機能「SkypeFind」のほか、Skypeから固定・携帯電話に発信できる「SkypeOut」、着信ができる「SkypeIn」といった有料サービスも好評で、世界各国に2億7,600万人のユーザーを持つと言われている(2007年12月現在)。携帯電話市場でのSkypeの本格展開により、モバイルのWeb2.0化はさらに広がりを見せそうだ。

じわじわと浸透し、私たちのライフスタイルを変えてきたWeb2.0。PCよりもさらに身近で日常的に接することの多いモバイルのWeb2.0化が進めば、さらなるライフスタイルの変化がもたらされるだろう。

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